日本柔道整復接骨医学会入会案内
長い歴史を有する柔道整復師の知識と技術が、国民の医療ならびに健康の増進に貢献することは柔道整復師すべての願いであります。
昭和63年5月、柔道整復師法の改正により、柔道整復師の免許は名実共に国家資格となり免許権者が厚生労働大臣となりました。
柔道整復術の科学的検証と学の構築がより一層求められることとなり平成4年に、
関係する団体の総意により学術団体として「日本柔道整復接骨医学会」が創設されました。
現在、『日本学術会議』の第7部「予防医学・身体機能回復医学の分野」に団体登録が認められ、
学術団体としての地位が確立されていますが、更なる研究業績の蓄積が求められております。
平成26年4月1日には、長年の懸案でありました法人格を取得し、新たに一般社団法人としてスタートいたしました。
本会は、柔道整復師だけでなく、関連学問分野の研究者や医療関係者も含めた、広がりのある学会としての発展を願っております。
現在、約4,000名の会員で構成され、学術大会の開催と「日本柔道整復接骨医学会誌」発刊を主な活動としております。
毎年多くの会員が参加する学術大会では、会員の一般発表やシンポジウム、時に海外からの講師を招いての講演、教育セミナー等を開催しています。
また各分科委員会は、各地域において、特色ある研究会や講演会を開催しています。
年3巻の発刊が予定される学会誌には、各分科委員会をはじめ多くの会員からの研究成果が掲載され、
柔道整復学のエビデンス構築の柱となっております。
世界保健機構(WHO)に伝統医学として紹介された柔道整復の更なる発展は、日本柔道整復接骨医学会の積極的活動、
総ての柔道整復師が本学会の会員であることが、喫緊の課題であります。
目的
本会は、柔道整復接骨医学に関する学理とその応用に関する研究発表及び連携、知識の交流、情報の提供などを行い、
柔道整復接骨医学に関する普及発展を図り、医療に関する学術の発展に貢献することを目的としています。
◆活動状況
・研究発表及び学術講演会等の開催
・学会誌、学術図書及び資料の刊行
・調査研究の実施
・国内及び国外の関連学会との交流並びに協力
・研究の奨励及び研究業績に対する表彰
・会員の生涯学習に関する事業
・認定柔道整復師の認定に関する事業
・その他、本会の目的を達成するために必要な事業
入会詳細
◆会員
学生会員:柔道整復専門学校又は大学若しくは大学院に学籍を有し、柔道整復・接骨医学に関連する課程を
修めている者
賛助会員:本会の目的に賛同し、その事業を援助する個人又は法人
名誉会員:本会に特に功労があった者で、理事会の決議をもって推薦された者
◆入会金
正会員 2,000円 学生会員・賛助会員ともに無料
◆年会費(年額)
正会員 8,000円 学生会員 2,000円 賛助会員 60,000円
◆認定柔道整復師認定制度
柔道整復師における認定制度の発足は、柔道整復師の施術や研究活動などあらゆる方面にわたってレベルアップを目的としたものであります。
認定基準を満たした本会会員には、認定柔道整復師認定証が授与されます。
認定証は日本柔道整復接骨医学会会長が交付し、認定柔道整復師名簿に登録されます。
現在、認定柔道整復師の取得は新認定制度によって運用されており、
多くの会員が認定柔道整復師として認定されています。
本制度をいっそう充実させることは本会にとって柔道整復師の質の向上に寄与し、
医療者としての社会的責任を果たすための重要な事業の一つであります。
お問い合わせ先
〒110-0007
東京都台東区上野公園 16-26
TEL 03-5830-3025 FAX 03-5830-3026
URL http://www.jsjt.jp