新井宏元副会長の詐欺罪による起訴について
令和7年6月4日、当会の元副会長である新井 宏氏が、詐欺罪により東京地方検察庁から起訴されたことが確認されました。これを受け、公益社団法人東京都柔道整復師会として、下記の通りご報告申し上げます。
これまでの経緯
新井宏氏は、令和7年5月14日に詐欺の疑いにより逮捕されており、当会ではその時点での状況を踏まえ、同日付で公式発表を行っております。その後の捜査・勾留を経て、令和7年6月4日付で正式に詐欺罪により起訴されました。
起訴に対する当会の認識
新井氏は、当会においてかつて副会長を務めた経歴があり、執行部の中核を担う立場にありました。そうした元役員が刑事事件の被告人として起訴されたことは、公益法人としての当会の社会的信頼に重大な影響を及ぼすものと深刻に受け止めております。
また、新井氏が現在も当会の会員資格を有している状況については、外部の関係機関等から、
「組織として適切な対応がなされていないのではないか」
「ガバナンス体制および統治機能に課題があるのではないか」
といった厳しい見解を招くおそれがあるものと認識しております。
当会としては、こうした懸念を真摯に受け止め、早急に必要な制度的対応を検討しております。
当会の対応と再発防止策
理事会としては、以下の対応を速やかに進めております。
– 関係各所への正式な謝罪と経緯説明
– 組織のガバナンス体制の再点検
– 再発防止に向けた内部規律の強化
公益社団法人としての責務を踏まえ、信頼回復に向けて誠実かつ厳正に対応を行ってまいります。
関係者の皆さまへ
本件は、当会の内部統治のみならず、社会的信用や対外的な連携体制にも影響を及ぼしかねない重大な事案です。関係機関の皆さまには、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、あらためて深くお詫び申し上げます。
引き続き、経過および対応状況につきましては、当会ホームページ等を通じて適時情報提供を行ってまいります。
何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
令和7年6月17日
公益社団法人 東京都柔道整復師会
会長 瀧澤 一裕