武見敬三厚生労働大臣との面談報告
会員各位 柔道整復師の皆さま
先日、厚生労働大臣 武見敬三先生に医療政策等についてお話を伺ってまいりましたのでご報告いたします。
柔道整復師にも大きく関わる「医療DX」の話題では、「デジタル化は止めることのできない国の重要な方針なので、マイナ保険証の導入をはじめデジタル化推進に向かって、柔道整復師の皆さまにも是非ご理解ご協力をお願いしたい」とのことでした。
また、「都柔整が率先して行動することにより柔道整復師界を牽引して貰いたい」とありがたいお言葉もいただき重責を実感しております。
デジタル化のメリットとして、国民の皆さまにより質の高い医療を提供できるようになるのはもちろんですが、少子高齢化を背景とする目前に迫った2025年問題、医師や看護師の人手不足や、都市部と過疎地域の間にある医療格差など、医療業界が抱える深刻な課題を解決するためには、各医療機関が連携して情報を共有できるプラットフォームを全国的に整備し、デジタルの力を活用して医療業務の効率化を進めていくことが不可欠のようです。
デジタル化が医療業界全体の最適化を図る政策である以上、東京都柔道整復師会としましても、日整の指導を仰ぎながら適時対応していきます。会員の皆さまの中には不安に感じている先生もいるかと思いますが、会を上げてサポートしていきますのでご理解ご協力をお願い申し上げます。
公益社団法人東京都柔道整復師会 会長 瀧澤一裕