LINE
資料請求はこちら資料請求はこちら
電話電話

応急処置・注意事項

応急処置・注意事項

こんな時どうする?

転倒したり、何かに当たったりして骨折したり打撲や捻挫などの疑いがあるときには、あわてずに適切な応急手当を行うともに状況に応じた行動をとることが大切です。

  1. 打撲や捻挫をした。
  2. 出血の有無を確認
  3. ショック症状は無いか
  4. 動けるか・意識はあるか
  5. 応急処置をする
  6. 接骨院に連絡または受診する

こんな時はすぐ専門医へ(一例です)

  • 頭を打った
  • 意識がない、ぐったりしている
  • 頭痛や吐き気があった場合。
  • 目にボールが当たった
  • 眼球に傷がある、出血があるとき。
  • 胸や腹を打った
  • 呼吸をすると苦しい
  • 手足が動かない
  • しびれる
  • 顔面が蒼白になる
  • 冷や汗をかく
  • 吐き気が強い
  • 胸部の打撲時は坐位・腹部の打撲時はショック体位(傷病者を水平に寝かせ、 両足を30cmくらい高く上げる。 )や膝を曲げた状態をとらせます。
打撲や捻挫(靭帯・筋・腱の損傷時)をしたときの処置ではライス(RICE)が原則です。
  1. 安静 Restを保つ
  2. 冷却 Icing・cooling患部を冷やす
  3. 圧迫 Compression患部を圧迫する
  4. 挙上 Elevationできるだけ心臓より高い位置を維持する。

痛みを和らげ、出血・浮腫による腫れを抑えます。そして何より大切なのは患部の安静を保つことです。
応急処置 はfirst-aidといいます。最初が肝心です!!!

普段みられるケガの応急手当

捻挫や突き指の応急処置 first-aid編

  1. 冷やす
    痛みや腫れがある場合、患部に薄い布をあて、その上から氷嚢や氷を入れたビニール袋などで冷やします。冷やす時間は20分くらいです。(長すぎても凍傷などになる可能性がありますので注意しましょう。)  
  2. 固定する
    足首や手首などを捻挫したときは バスタオル等をたたんだ物で患部を固定しても構いません。
    突き指をした時は、損傷している隣の指と合わせて固定します。
    突き指は絶対!引っ張ってはいけません。

肉離れ

  1. たまに激しい運動(ダッシュやジャンプ)をしたときや、十分にウォーミングアップされず柔軟になっていないときに起こります。(子供の運動会などで運動不足のお父さんが無理をして走ったら痛みを感じた…なんてことも。)
  2. 日常生活の中でも階段を踏み外したり、電車に駆け込んだりしたときなどケガをすることもあります。
  3. 筋肉の疲労や寒冷・走路不良なども原因となります。
  4. 損傷したら無理に歩かせず、担架などで運びましょう。
  5. 冷やすと痛みが和らぎます。(数日間冷やすこともある)

こんなときは骨折しているかもしれません。

  1. 激しい痛みがある
  2. 動かすと痛い
  3. 動かすことができない
  4. 腫れている
  5. 変形している(健側と比べて)
  6. 左右の長さが違う
  7. 皮下出血がある

などの症状がみられたら、骨折が疑われます。

骨折かどうか分からない場合も、念のため骨折時の手当をしましょう。

骨折したときの応急処置 first-aid編

手足を骨折したときは、その両側の関節を超える長さの添え木(副木)で固定します。

身近なもので固定するときに使えるもの
肘から手首の辺りの骨折の場合(うでの骨折)
  1. 肘を直角に曲げ、手から肘までを週刊誌でくるむ
  2. 肘と手首のところを縛って固定します。
  3. 前腕を水平にして三角巾やスカーフなどで首から吊ります。
  4. さらに、腕を胴体に固定します。
脚を骨折した場合(すねの骨折)
  1. 骨折部位の上下の関節が動かないように固定します。
  2. 板のような硬いものを副木にするときは、すきまにタオルなどを詰めます。
注意点
  1. 腫れているところや、痛いところを無理に動かさない。
  2. 大量の出血や痛みでショック症状に陥る場合があります。
    ショック症状とは顔面蒼白・口唇にチアノーゼがみられる・手足が冷たい・全身に冷汗が現れる・脈拍減弱または消失・血圧の低下などがみられます。
    このような時は、患部を固定し、毛布でくるんで保温をはかり安静を保つことが必要です。
    また、飲み物や食事を与えてはいけません。
  3. 脊椎(背骨のことです)を骨折した場合は、動かしてはいけません。
    戸板のような長さのある副木を用意します。
    4~6人の救援者で首や腰、背骨を曲げないように静かに動かし固定しましょう。
    人数が足りないときは無理をせずに救急車の到着を待ちます。