【改革の歩み—第13話】
新年のご挨拶


 

 新たな年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 公益社団法人 東京都柔道整復師会会長の工藤鉄男です。会員、ご家族、また、地域の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのことと思います。
 さて、昨年は実に多くの災害や事故が起こりました。そして、日本をはじめ、世界中で、各国の仕組みや 制度、更には他国間との取り決めも見直され始めています。
それは既に、経済問題としてだけではなく、食料、年金や医療、環境や貿易、さらには軍事という各分野の問題へと波及しています。これは、世界がグローバル化し、生産、流通や消費のあり方、生活の仕方、将来へのビジョンにさえも変化が生じたということであり、これはある意味で、この時代の必然なのかもしれません。ですから、我が業界だけが、これまで通りなどということは、有り得ません。思いもよらない角度からの影響で、大きな変化が起こる可能性は十分あるのです。
例えば、今、これまでの「社団法人」から更に公益制度を増した「公益社団法人」への変化が求められています。昨年は、大阪、東京、そして日本柔道整復師会が「公益社団法人」となりました。
今年は、日本各地で公益社団が誕生することを期待しています。
そして、47都道府県の社団がそろって「公益社団」となることで、更に業界として、まとまった対応が可能になるよう、各地からの吉報を心よりお待ち申しております。
試練の中にある今の日本において、この時代の国民ニーズが「無駄をなくす」方向で動いていることをふまえれば、当業界は、自らすすんで業界内の無駄を探し、それを削って、公益社団法人として、地域住民のためになる業界を残すための努力を真剣に考え、そして、勇気を持って実行しなければなりません。
その行動の先にこそ、柔整業界の未来や本当の姿が見えてくると思います。是非、皆さんと一緒に、明るい未来をつくりたいと思います。
どうか、本年が地域の皆様、また会員にとって、実り多き年となりますよう祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。